Monologue / Aaron Abernathy ('16)

今日は"AB"ことアーロン・アバーナシーが久しぶりにリリースしたアルバムを聴いてます('-')


曲リスト
01.Son Of Larry feat. Deborah Bond (03:46)
02.Favorite Girl (04:24)
03.Bachelorette feat. Phonte & Black Milk (05:41)
04.I See You (03:46)
05.Pretty Kind (04:20)
06.Kiss Me Again (05:06)
07.Play It Cool (05:25)
08.I Need To Know (05:52)
09.When Reality Sets In feat. Zo! (05:49)
10.Ab Is Gone Away feat. Nat Turner (02:24)
11.Monologue (04:22)
12.Something For The Summer (03:25) *日本盤ボーナストラック
13.I Want You Again (03:34) *日本盤ボーナストラック

ハワード大学在学中に結成したバンド”AB&ザ・ソウルジャーナーズ(AB & The Souljourners)”として'05年にLyrically Inclined 1.3: the Odysseyでデビュー。

当時ディアンジェロ、ビラル、エリカ・バドゥといった”ネオ・ソウル”が流行っていて、シンガーソングライター/プロデューサー/鍵盤奏者とマルチな才能を発揮しビラルの様なファルセットを巧みに使う歌唱法で話題になりました('-')



彼の才能はスグに知れ渡り同年から'10年辺りまでスラム・ヴィレッジツアー・バンドのミュージカル・ディレクターを務めVilla Manifesto('10)では"Dance""We'll Show You"で客演を務めます。

その一方、ブラック・ミルクが'08年にリリースしたTronicに参加した事がキッカケでツアー・バンドのミュージカル・ディレクターを務め、ブラック・ミルクのアルバムでは常連となりました。

4月にはキーボードのAB、ベースのマリク・ハンター(Malik Hunter),ドラムのゼブルン・ホートン(Zebulun "Z" Horton)による”ナット・ターナー(Nat Turner)”とブラック・ミルクの共同名義による「The Rebellion Sessions (ザ・レベリオン・セッションズ)」をリリース。

あれから半年足らずで今度は個人名義をリリースという事で、'12年頃から「Prologue」他数作のEPはリリースしたものの、フル・アルバムとしては前述のデビュー作以来11年振り、単独名義としては初となります('∇')

単独名義という事で”一人芝居=モノローグ”というシンプルなタイトルになった本作からの先行シングルはソウルフルなサウンドとハートウォームな歌詞が魅力的な"Favorite Girl"



アルバムのリリースに伴い発表された"I See You"はプリンスに捧げた一曲だそうです。

Aaron Abernathy Drops New, Prince-Inspired Single 'I See You' [LISTEN]



得意のファルセットを全面に押し出した多重録音、泣きのギターとプリンスのエッセンスをサウンドにも盛り込まれています。

この他、インコグニートでヴォーカルを務めたデボラ・ボンドが客演したソウルフルな"Son Of Larry"を始め、盟友のフォンテとブラック・ミルクが参加したグルーヴ感漂う"Bachelorette"、バウンシーな"Play It Cool"、ナット・ターナー客演(?)しコーラスを配したしっとりとしたインスト的な"AB Is Gone"から〆となるタイトルトラックの"Monologue"の流れも良いです('-')




ちなみに現時点ではボーナス・トラックが収録された「Monologue」の日本盤は↓のSWEET SOUL Recordsのオンライショップでのみ購入可能です。

Monologue - SWEET SOUL RECORDS OFFICIAL SHOP

またiTunesでは今日現在では取り扱っていません。


4月は色々あって書けませんでしたが「The Rebellion Sessions」のある方は是非こちらも聴いてみてください('-')






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