Time And The River / David Sanborn ('15)

今日はデヴィッド・サンボーンの新譜を聴いています('-')

by カエレバ

曲リスト
01.A la Verticale
02.Ordinary People
03.Drift
04.Can't Get Next To You feat. Larry Braggs
05.Oublie Moi
06.Seven Days Seven Nights
07.Windmills of your Mind feat. Randy Crawford
08.Spanish Joint
09.Overture
10.Day Dreamer (日本盤ボーナス・トラック)
11.Little Church (日本盤ボーナス・トラック)

ボブ・ジェームスとタッグを組んだ「Quartette Humaine」から2年振りにリリースされた本作は、pledgemusicのクラウドファンディングで資金調達を行い制作されたアルバムです。

以前はアルバム制作資金をレーベルから貰えない為に資金調達するケースが多かったですが、最近は自由に制作する為に利用するアーティストも増えてきたみたいですね。


本作のプロデュースは、以前紹介した'99年の「Inside」以来15年振りにマーカス・ミラーと組んでいます。

ミュージシャンは盟友リッキー・ピーターソン(Hammond B3 org)やニッキー・モロック(g)の他、マーカス・ベイラー(ds)、ティム・ヴォーン(tb)、ヨタム・シルヴァースタイン(g)等、新しいミュージシャンも起用しているようです。


マーカスらしい力強いベースとサンボーンの憂いのあるサックスの共演が「Inside」の頃を彷彿とさせる"A la Verticale"を筆頭に、ランディ・クロフォードを迎えスティーブ・マックイーン主演映画『華麗なる賭け』の主題歌"Windmills On Your Mind (邦題:風のささやき)"や、ラリー・ブラッグスを迎えたテンプテーションズのカヴァー"Can't Get Next To You"等、オリジナル・カヴァー共に違和感無く溶け込んでいます。



お気に入りはディアンジェロ"Spanish Joint"のカヴァーです('∇')



インスト・ナンバーなんでオリジナルとは違いますが、こちらもかなりファンキーでセクシーなサウンドになっています('-')

日本盤にはマイルス・デイヴィスの"Little Church"(オリジナルはエルメート・パスコアール(Hermeto Pascoa)の"Igrejinha")のカヴァーもカッコイイです(*'-')

↓はマイルス版


資金調達の中にアートワーク費用を入れて無かったのか、日本好きだからなのかってデザインがストレート過ぎてチョット・・・って感じですが内容は素晴らしいです(*'-')

【オマケ】
CBSの「LATE SHOW」に出演しコーナー毎に演奏している動画がアップされていたので貼っておきます('-')



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