New Amerykah Part Two (Return of the Ankh) / Erykah Badu ('10)

今日は久し振りにエリカ・バドゥの「New Amerykah Part Two (Return of the Ankh)」を聴いています('-')

by カエレバ

曲リスト
01.20 Feet Tall
02.Window Seat
03.Agitation
04.Tuen Me Away (Get MuNNY)
05.Gone Baby, Don't Be Long
06.Umm Hmm
07.Love
08.You Loving Me (Session)
09.Fall In Love (Your Funeral)
10.Incense (feat. Kirsten Agresta)
11.Out My Mind, Just In Time

政治色の強かった前作「New Amerykah Part One (4th World War)」から2年振りにリリースされた2年振りの新作は、タイトル通り続編的なアルバムになっています。

何と言ってもこのアルバムで注目を浴びたのは先行シングルの"Window Seat"ですね!


撮影はエリカの出身地であるテキサス州ダラスにディーレイ・プラザ。
'63年ジョン・F・ケネディが暗殺された現場です。

女性の葛藤を歌っているのですが、MVでは歩きながら全裸になり衝撃のラストを迎えます(;゜д゜)

全裸の話題が先行しちゃいましたが、ラストに地面に”集団思考(groupthink)”と書かれ下のメッセージを朗読します。

They play it safe, are quick to assassinate what they do not understand.
They move in packs ingesting more and more fear with every act of hate on one another.
They feel most comfortable in groups, less guilt to swallow.
They are us. This is what we have become. Afraid to respect the individual.
A single person within a circumstance can move one to change.
To love herself. To evolve.
(wikiから引用)

本当はここまで伝えたかったんでしょうけど、CDにはこの朗読はカットされます。


ちなみにこのMVの元ネタは、マット&キム(Matt and Kim)の"Lessons Learned"です。


こっちもラストは衝撃的ですよね・・・

アルバムからは、シルビア・ストリップリンの"You Can't Turn Me Away"を使った"Tuen Me Away (Get MuNNY)"と、ウィングスの"Arrow Through Me"を使った"Gone Baby, Don't Be Long"の3曲がシングル・カット。




サイケデリックなジャケットと"Window Seat"のインパクトが強すぎて、最初は”難解なアルバムか?!”と思ってましたが、パーソナルな歌詞とシンセと生楽器を上手く使った浮遊感のあるサウンドと聴き心地の良いアルバムで、ついつい何度も聴いてしまいます('-')


エリカと言えば、昨年6月ニューヨークのローカルテレビ局PIX 11の生放送中にとんでもない事を行ったり10月にはタイムズ・スクウェア前で歌ったりと奇行が目立っちゃってますね・・・





こんな話題じゃなく、そろそろ新作発表しないかな~





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