Who Loves You? / Kashif (’98)

ここの所、新譜ばっかり聴いていたので久し振りにCD棚を眺めつつ1枚選んでみました('-')

今日選んだのは'98年にリリースされたカシーフの6枚目のアルバム「 Who Loves You?」です。



曲名リスト
1.Bed You Down
2.Good Ol' Days
3.Rhythm Of My Mind
4.Brooklyn Breezes
5.O Don't Give A Damn
6.Mingo Weya
7.Can We Just Get Along?
8.Lay You Down
9.It's Alright
10.Who Loves You? (It's Alright Part 2)



カシーフと言えば、ホイットニー・ヒューストンのデビュー作に提供した"You Give Good Love"や"Thinking About You"の他、ジョージ・ベンソンやケニー・G、ピーポ・ブライソンといった錚々たるアーティストを手掛け、得意のシンセサイザーの腕を披露した”カシーフ・サウンド”で80年代に一世を風靡しました。

プロデューサーとしてだけではなく、シンガーとしても"I Just Gotta Have You (Lover Turn Me On)"やメリッサ・モーガンとデュエットした"Love Changes"、大御所ディオンヌ・ワーウィックとデュエットした"Reservations for Two"等がヒットしました。







彼のサウンドはとても聴き易く'05年にジェイミー・フォックス&メアリー・J.ブライジが"Love Changes"をカヴァーし話題になりました。




順風満帆だったカシーフでしたが、90年代に入るとテディ・ライリーやジャム&ルイス等に押され徐々に失速してしまいます。

'89年の「Kashif」以降、目立った活動をしていなかったのですが9年振りにリリースされたのが本作です。

ジャケットは見ての通り1色刷りのナントも味気ない感じですが、内容はアーバン・ブラック・コンテンポラリー調のミディアム・ナンバーが多く”カシーフ節健在”といった内容のアルバムでした。

ゲスト陣には、"It's Alright"やタイトル曲の"Who Love You?"にシーラ・Eがパーカッションで参加したり、"Good Ol' Days"では、トニ・トニー・トニーのドゥエイン・ウィギンスなど豪華です。

お気に入りは、タイトル曲の"Who Love You?"や"Good Ol' Days"等が良いです。





この後'04年にデビュー作と新作の2枚組でリリースした「Music from My Mind」をリリースしていますがブーム再来という訳にはいかないのが残念です。

ベスト盤は一番新しいのだと'02年にリリースしたやつがありますが、個人的には彼が一番長く在籍していたARISTAから'98年にリリースされた「The Definitive Collection」がオススメです。
リマスター処理がされているので音もクリアで聴き易いです(*'-')


曲名リスト
1. I Just Gotta Have You (Lover Turn Me On)
2. Help Yourself To My Love
3. Are You The Woman
4. Stone Love
5. Dancing In The Dark (Heart To Heart)
6. Love The One I'm With (A Lot Of Love)
7. Baby Don't Break Your Baby's Heart
8. Condition Of The Heart
9. Reservations For Two
10. Love Me All Over
11. Loving You Only
12. Ain't No Woman (Like The One I Got)
13. Love Changes
14. Personality


今位の秋の夜長にはピッタリのカシーフのアルバム。
また彼のサウンドが認められる時代になればいいなぁ・・・





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