Full Moon / Brandy (’02)

今日はブランディの誕生日(1979年2月11日)です。

ブランディと言えば14年振りにモニカと共演した"It All Belongs To Me"が話題になってますね。



ネリーやメアリーJ等ど仕事をしているRico Loveプロデュース作で、シングルはバレンタイン・デーの2月14日に発売。
4月にリリースされるモニカのアルバム「New Life」と春に予定のブランディのアルバムにも別バージョンで収録されるそうです。

by カエレバ


ブランディと言えば、全世界で1,000万枚以上のセールスをマークした2ndアルバムの「Never Say Never」や前述のモニカとデュエットしグラミーを獲得した"The Boy Is Mine"が印象的ですが、今回は3rdアルバムの「フル・ムーン」を紹介します。

by カエレバ

曲名リスト
1. Bロッカ・イントロ(インストゥルメンタル)
2. フル・ムーン
3. アイ・ソウト
4. ホエン・ユー・タッチ・ミー
5. ライク・ディス
6. オール・イン・ミー
7. アパート
8. キャン・ウィ
9. ホワット・アバウト・アス?
10. エニバディ
11. ナッシング
12. イッツ・ナット・ワース・イット
13. ヒー・イズ
14. カム・ア・リトル・クローサー
15. ラヴ・ウドゥント・カウント・ミー・アウト
16. ワオ
17. アナザー・デイ・イン・パラダイス
18. アイ・ワナ・フォール・イン・ラヴ


前作から約3年。この間、先日blogでも紹介した兄弟のレイ・Jと共演しフィル・コリンズのトリビュート盤に参加の他、米TVドラマ『モエシャ』やダイアナ・ロスと共演した映画『ダブル・プラチナ』や『ラスト・サマー2』といった女優業として活躍。
'01年にプロデューサーのロバート・スミスと付き合い妊娠と色々とあった環境の変化の中で制作された今回の3rdアルバムは、ロドニー・ジャーキンスとフレッド・ジャーキンスを中心に、マイク・シティ、ウォーリン・キャンベル、キース・クロウチ等がプロデュースを担当。
彼女自身の艶のあるヴォーカルにも磨きがかかった意欲作です。

先行シングルの"What About Us?"のサビを使った短いイントロ"B Rocka Intro"の後、ウネリのあるサウンドに乗せて中高音域に伸びる歌唱力を発揮するタイトル・トラックの"Full Moon"、太いビートをベースにしたR・ジャーキンス・プロデュースの"I Thought"、続く"When You Touch Me"では絶妙なバラードを持ってくる等、前半から緩急を上手く利用した構成で聴いていて飽きない作りになっています。



中盤から後半にかけても、サビの部分で変則ビートに変わる煌びやかな"All In Me"、1曲目で使われた独特なグルーヴ感が良い先行シングルの"What About Us?"、"When You~"と双璧をなすバラード・ナンバーの"Nothing"等、聴き所が豊富な作品です。特に後半にかけては歌唱力を全面に押し出した作品が目立ちます。



ボーナス・トラックには冒頭で触れたフィル・コリンズのトリビュート盤の収録曲"Another Day In Paradise"、日本盤にはさらにミディアム・スローの"I Wanna Fall In Love"が収録されています。



'06年に起こした自動車事故の影響で多額の損害賠償を支払ったり、'08年の「Human」が販売不振でレーベルとの契約解除等、ここ数年良くない事が続いただけに新曲のヒット、そして新作で新たな一歩を踏み出して欲しいですね(*'-')





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