BBD / Bell Biv DeVoe (’02)

今日はニュー・エディションそしてベル・ビブ・デヴォーのメンバー、ロニー・デヴォーの44歳の(1967年11月17日)の誕生日です。

ベル・ビヴ・デヴォーは、ジョニー・ギルやボビー・ブラウンの成功の後”ニュー・エディションの余り物”的な言われ方をしつつ'90年に満を持してデビュー。
周りの期待と反し、そのデビュー盤「ポイズン」('90)が大ヒット(全米で約400万枚)!!
結果的にグループの層の厚さを証明したニュー・エディション(以下NE)のメンバー、リッキー・ベル、マイケル・ビヴィンス、ロニー・デヴォーによるユニットです。

ポイズンポイズン
ベル・ビブ・デボー

曲名リスト
1. ドープ!
2. B.B.D.?
3. レット・ミー・ノウ・サムシング?
4. ドゥ・ミー!
5. ロニー,ボビー,リッキー,マイク,ラルフ・アンド・ジョニー
6. ポイズン
7. エイント・ナッシン・チェンジド!
8. ホエン・ウィル・アイ・シー・ユー・スマイル・アゲイン?
9. アイ・ドゥ・ニード・ユー
10. ポイズン(エクステンディッド・ヴァージョン)

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彼らを語る上では「Poison」は外せないというか、これ1枚につきると言っても過言ではないでしょうね。




色んな所で「Poison」は書かれてるので、今日は'02年にリリースした「BBD」を紹介します。

BbdBbd
Bell Biv Devoe

曲名リスト
1. Sic Wit It
2. Da Hot S*** (Right)
3. Breezy
4. Shorty Gone Get It
5. Dance B****
6. Pesos
7. Scandalous
8. I Ain't Going Nowhere
9. In My Crib
10. Since I Blew
11. Home Alone

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グループ名をタイトルにした本作は、NEとしてリユニオンした「Home Again」('96)から6年、BBDとしては'93年の2ndアルバム「Hootie Mack」以来、約8年振りにリリースされた新作です。

前作ではL.A.リード&ベビーフェイスやダリル・シモンズ等を迎えてましたが、今作はロック・ワイルダー、ヘヴィーDらをプロデューサーに迎え、NEのメンバーでもあるラルフ・トレスヴァントを始め、ジャギド・エッジ、レッド&リチャード・スミス等をゲストに迎えた意欲作です。

デヴォーとビヴのラップとベルのヴォーカルの絶妙なコンビネーションでBBD復活を高らかに歌う攻撃的な"Sic Wit It"からスタート、シャヒード、ジャック・フロースト、ブラック・アイボリーのシャマリの3人を迎えロックワイルダーらしいヘヴィーなサウンドとヴォーカルのノリが良いミディアム・ファンクの"Da Hot S***(Aight)"、ヘヴィーD&トニー・ドファットの手による重厚なベース音と3人の流麗なライムが心地よい"Breezy"、ここ数年流行ってるシンコペイトのビートを使いつつも3人のヴォーカル&ラップに加えタミカ・ウイルソンのMCが音に負けない主張をしているアッパーな"Dance B****"・・・と、これまでの空白を埋める様な勢いがあります。


ちなみに、この"Da Hot S***(Aight)"でフューチャリングされたシャマーリは、'06年にデヴォーと結婚しました。

後半では、コーラスを織り交ぜながらクールに決めるミディアム・テンポの"Scandalous"を始め、ゆったりと流れるサウンドに乗せディープなバラードを聴かせる"I Ain't Going Nowhere"、盟友ラルフを迎え最近流行りの東洋的なサウンドを取り入れたミディアム調の"In My Crib"等も良いです。

全体的に「Poisn」の頃の勢いはないにしろ、この頃のR&B/Hip Hopシーンとシンクロしつつも彼等ならではのサウンドを聴かせてくれてると思います。



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