The Original Jill Scott from the vault vol1 / Jill Scott (’11)

朝マックした後でTSUTAYAでビデオを借り、ついでにCDを買ってきました。

ディス・イズ・ジ・オリジナル・ジル・スコットディス・イズ・ジ・オリジナル・ジル・スコット
ジル・スコット

曲名リスト
1. Love To Love Prelude (Intro)
2. I Don’t Know (Gotta Have You)
3. Wondering Why? (You Don’t Talk To Me)
4. The Light [Original Mix]
5. Wake Up Baby
6. Lovely Day
7. Dear Mr.& Mrs.Record Industry
8. Love To Love
9. Running Away
10. I’m Prettier
11. Comes To Light (Everything)
12. Holding On
13. The Light [Piano Mix]
14. And I Heard (Do You Understand?) [LIVE]
15. Patiently Waiting|Love To Love [Birch Mix] (Bonus Track for Japan)
16. (エンハンスド)North Side Philly Love [LIVE]

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7月に書いた「The Light Of The Sun」がリリースされたばかりのジル・スコットの未発表アルバムです。

’00年のデビューから「Collaborations」('07)まで在籍し、新作を制作途中でヒドゥン・ビーチ・レーベルとの決裂。
契約枚数が足りないという事で揉めてましたが1枚リリースするという事で和解。
ジルは自身のレーベルを作りワーナー傘下に入るという事で決着。
それですんなり進むかと思ったら、新作「The Light Of The Sun」と本作のリリースが近すぎるという事で揉め、これもヒドゥン・ビーチが折れて時期をズラしたという曰く付きのアルバムです。
タイトルに「vault vol.1」と付いてる辺り、プリンスとワーナーみたいな感じですね。

プリンスと違うのは揉めてはいたもののレーベル側が寛容で、ジルの要求を呑んだり、アルバムの作り従来通りマッキーヴァが1曲づつコメントを入れている辺りでしょうか。
なんか別れた彼女が恋しくて、精一杯大人な対応してる感が見えてきますけどね・・・(´・ω・`)

楽曲の方ですが、お蔵入りと言ってもリハ音源という雑なものではなく、1曲1曲はアルバムに収録されてても違和感がまったくない感じです。

アイヴァン・バリアスのプロデュースでスタンリー・クラークの曲を使った"I Don’t Know (Gotta Have You)"や、ボーイズⅡメンのWanya Morrisがバック・ボーカルで参加した"Wondering Why? (You Don’t Talk To Me)"、フィリー・ソウル感満載の"Wake Up Baby"はお気に入りです。



他にも先行シングルでATOJのDJジャジー・ジェフがプロデュースしたビル・ウィザーズのカヴァー"Lovely Day"、エスニックなサウンドがジルにしては珍しい"Love To Love"、ゆったりとしたアコギの音色も心地よい"Comes To Light (Everything)"等もお勧めです。

ただ、総合力という点においては「The Light Of The Sun」の方に軍配が上がります。
まぁ自身のレーベルから出すアルバムとお蔵入りを比べる事自体間違ってますけどね^^;

でも、ファンとしては短い期間に2枚も聞けて嬉しい限りです(*'-')b


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