2017年7月25日

Introducing Stokley / Stokley ('17)

Purple Rainのデラックス盤をヘビロテし過ぎて、この頃聴いてたアルバムを放置していました(´д`)

今日はそんな中から、プリンスと同じミネアポリスで活躍するミント・コンディション(Mint Condition)のリード・ヴォーカルでドラマーとしても活躍しているストークリーによる初のソロ・アルバムをご紹介('-')




曲リスト
01.Level
02.Organic
03.Think About U
04.Cross The Line
05.Art In Motion [feat. Robert Glasper]
06.Hold My Breath
07.Victoria
08.U & I [feat. Estelle]
09.Way Up [feat. Wale]
10.Be With U
11.Forecast
12.Victoria (Reprise)
13.We/Me
14.Now
15.Wheels Up [feat. OMI]

ミント・コンディションのアルバムは7('11)、Music @ The Speed Of Life('12)、Healing Season('15)と紹介してきましたが、キャリアについては殆ど書いてなかったので簡単に書いておきます('-')

'91年、ジャム&ルイスが立ち上げたレーベル”Perspective Records(パースペクティヴ)”から同郷のゴスペル隊でプリンスのアルバムにも参加したザ・サウンズ・オブ・ブラックネスと共にデビュー・アルバムMeant to Be Mintをリリース。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったジャム&ルイスのプロデュースという事もあって同レーベルからリリースされた3枚はどれもヒットしました('∇')

レーベルを離れてからも定期的にアルバムをリリース、9枚目になるグループとして初のクリスマス・アルバムHealing Seasonはグラミー賞の最優秀R&Bアルバム部門に初ノミネートとバンドとしても円熟期に入ってきました。

とは言えキャリア26年でアルバム9枚はスローペース。
リード・ヴォーカル兼ドラマーでプロデュースもこなすストークリーは空いた期間にキャリン・ホワイトジャネット・ジャクソンジョニー・ギルアッシャージル・スコットケリー・プライスロバート・グラスパー・・・と数え切れない位のアーティストのアルバムに参加。

前述のグラミー賞にノミネートという目標をクリアした事、そしてプリンスからも予てからソロ・アーティストとして活動を視野に入れる様に勧められた事もあったのがキッカケなのか遂にソロ・プロジェクトを始動。

プロデューサーはストークリー自身に加え、ミュージック・ソウルチャイルドやジャヒームを手掛けたカルヴィン・ハギンス&アイヴァン・バリアス(Carvin Haggins & Ivan Barias)、リアーナやリアン・ラ・ハヴァスを手掛けたサム・デュー(Sam Dew)等が参加。
客演にはエステル(Estelle)やロバート・グラスパー(Robert Glasper)等が参加しています。

より新しい洗練された音楽の探求を手助けしてくれているのが、Estelle、Omi、Robert Glasper そして Waleといった豪華な面々。 Stokley自身のプロデュースでありながら、Musiq, Jill Scott, Ledisi, Faith Evansなどのヒットを成功させてきたCarvin Haggins & Ivan Barriasなどのプロダクション・チームも参加したR&B要注目作品。

A・チーム(A-Team)と共作による先行シングルはストークリーお得意の美メロ・ナンバーの"Level"。もう50歳になるけど、美声に磨きがかかってますね('∇')

(↓で全曲視聴可)


この他にもプリンスの影響かヴィーガンになった事にインスパイアされた"Organic"、「Black Radio」のお返しとしてロバート・グラスパーがピアノで参加した"Art In Motion"、アーバン感漂うアップ・テンポの"Hold My Breath"、エステルとのゴージャスなデュエットが魅力的な"U & I"、マーヴィン・ゲイの“What’s Going On”の影響下で作られた"We/Me"、ラストはOmiが参加したレゲエ・ナンバーの"Wheels Up"と、バラエティ豊富な楽曲が揃っています('∇')

アルバムに関しては2月にインタビューに答えた生地(英文)がありますので興味がある方は是非。(私はグーグル先生の力を借りましたw)

Stokley Williams of Mint Condition Announces Debut Solo Album "Introducing Stokley" - YouKnowIGotSoul.com

気になるのはHealing Seasonをグループとして設立した自主レーベルからリリースしたのに、本作はコンコードからリリース。
出来ればミント・コンディションとしても活動してもらいたいんで今後どうなるか気になります。



【オマケ】
今年始めからThe Revolutionのヴォーカリストとしてゲスト参加しているストークリー。
7/23行われたライブの模様を貼っておきますね('-')

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2017年7月23日

The Spectrum / Daley ('17)

連日猛暑続きで昼は外出たくない位暑くて夜は寝苦しいと夏場はヘトヘトです(´д`)

そんな日は暑さを吹っ飛ばすロックを聴くか涼しくなるR&Bを聴くのが一番!
って事で、今日は”涼しいアルバム”デイリーの新作を聴いています('∇')



曲リスト
01.Introlude
02.Until The Pain Is Gone (feat. Jill Scott)
03.Selfish
04.Temple
05.Slow Burn
06.Sympathy (feat. Swindle)
07.The Only One
08.On Fire
09.Second To None
10.True
11.Distance
12.The Fabric (For Richard)
13.Careless (feat. Chiiild)

デビュー作のDays + Nightsは買ったのに書き忘れてたんでまとめて書いておきます。

イギリスのマンチェスター出身のデイリーはプリンスが大好きな所謂”プリンス・フォロワー”の一人。
同じプリンス・フォロワーでもあるマックスウェルの"Pretty Wings"をカヴァーした事で注目を浴び、’10年にゴリラズ(Gorillaz)の“Doncamatic”に客演。
同年末にイギリスのBBCで放送された新人アーティストにスポットを当てる「Sound of」で紹介され更に注目を浴びました('-')


この声を聴いて業界がほっとく訳もなく、’11年にポリドールと契約。
無料EPThose Who Waits(後に正式リリース)に収録されたマーシャ・アンブロージアスと共演した"Alone Together"で弾みをつけ、'14年に待望のデビュー・アルバムDays + Nightsをリリースしました。

バーナード・バトラーやザ・ウィークエンドを手掛けたイランジェロ、そして同じくプリンス・フォロワーのファレル・ウィリアムス等が手掛けたUKらしい洗練されたR&Bアルバムに仕上がっています。

↓で全曲視聴可能です('-')

大物プロデューサーとの共演は話題性はあるけど自由度が無いと判断したのか、このアルバムを残してレーベルを離脱、拠点をアメリカに移しインディ・レーベルのジ・エンドの移籍しました。

プロデューサーにはアッシャーやジル・スコット等を手掛けるアンドレ・ハリスやブルーノ・マーズの「24K Magic」に参加したステレオタイプス等がクレジットされてますが、殆どの楽曲をデイリー自身がコントロールしてところからも自分がやりたかったアルバムに仕上がってると思います('-')

先行シングルは前述のアンドレの繋がりで実現した(もしかして逆かも?)ジル・スコットとのデュエット・ナンバー"Until The Pain Is Gone"は、パワフルなジルを控え目に使う贅沢な一曲('∇')


ファルセット使いが上手い"Selfish"、ホーン隊を従えたファンキーな"Slow Burn"スウィンドル(Swindle)を迎えた"Sympathy"ではブルーノ・マーズを始め再び脚光を浴びてる80'Sシンセ・ファンク風のサウンドを聴かせたり、ラストの"Careless"では2STEP風といった感じで前作よりもサウンドの幅が広がってます。

↓で全曲視聴出来ます。

タイトルの”Spectrum(分光)”とアートワークにはカラーパレットを使い色んな色を表現したデイリーの新作、暫くヘビロテになりそうです('∇')

【オマケ】
冒頭にも書いた通り、プリンス・フォロワーのデイリーは昨年4月にプリンスを慕って”Sometimes It Snows In April”の一節を公開。



今年行われたEssence Festivalでは“How Come U Don't Call Me Anymore”を披露しています。
いつかプリンス・トリビュート・アルバムが企画されたら是非参加してもらいたいです。


2017年7月17日

Feels Right / Marva King ('81)

以前、NPGのヴォーカリスト、マーヴァ・キングのSoul Sistahを紹介する際・・・

「Feels Right」でデビュー。(これも名盤なんですが現在は購入不可)

と書いてましたが、フォロワーさんから8月に再販されると教えて頂きました('∇')
(TUNAさん、ありがとー!)

このアルバムがCD化されるのを何十年待った事かっ!!




曲リスト
01.Feels Right
02.Do You Want To Make Love
03.Think It Over
04.Suspicions
05.Who's Right Who's Wrong
06.Two Lovers
07.Memories
08.Isle Of Castaways
09.Here We Go Again
10.Feeeling Wonderful Feelings

マーヴァ・キングはミシガン州フリント生まれ。
幼い頃からゴスペルを歌い、80年にはギャップ・バンド(GAP Band)のアルバム「Gap Band III」にバック・コーラスとして参加。
普通はここから数年バック・シンガーとして経験を積む所ですが、翌'81年にはこのデビュー・アルバムをリリース。それだけ彼女の歌声が良かったからって事ですね('∇')

私は当時そういう知識も入れずレコード・ショップでたまたま見つけ所謂”ジャケ買い”しました。

プロデューサーにはカーリ・サイモンやダイアナ・ロス等を手掛けた巨匠でレーベルのオーナーでもあるリチャード・ペリー、ペリーと共にポインター・シスターズを手掛けたトレヴァー・ローレンスが参加。
アレサ・フランクリン等多くのアーティストに提供したジェリー・ラゴヴォイや、ケヴィン・ムーア等、ミュージシャンにはポール・ジャクソン・Jr.やTOTOのジェフ・ポーカロと錚々たるメンバーが参加しています。

シングル・カットされたストリングを効かせたアーバン感漂う”Do You Want To Make Love”や、エリソン・チェイス&ウィリアム・ハーバーマンによるダンサブルなタイトル・トラックの"Feels Right"、ケニー・ロギンスによる名曲”Who's Right Who's Wrong”のカヴァー等が収録されています。




このアルバムを機に、ダイアナ・ロス、ジャネット・ジャクソン、ハープ・アルバート、シェリック、フィル・コリンズ、ボビー・ブラウン、アニタ・ベイカー、ピーポ・ブライソン、ミーシャ・パリス、スティーヴィー・ワンダー・・・書けない位沢山のアーティストと共演する事になります。

ここでの活躍がプリンスの耳にも入り、'97年から行動を共にする様になりNew Power Soulに参加する事となります。

彼女のキャリアの原点とも言うべきこのデビュー・アルバムがまた発売されるなんて本当に良かったです('-')

興味のある方は是非聴いてみてください。



2017年7月11日

The Eleventh Hour / Kip Blackshire ('05)

ここ数日プリンスのバンド"New Power Generation"が各地でパフォーマンスを披露し好評を博してるようですね('-')


そんな訳で、今日はアンドレ・シモーンと共にヴォーカルを担当してるキップ・ブラックシャイアーの2ndアルバムを聴いています('-')




曲リスト
01.I Got What U Need (4:14)
02.Dying of Old Age (4:15)
03.I'ma Make U Beg (4:04)
04.Diamond 'n Da Ruff (4:36)
05.I Will Wait 4 U (4:18)
06.Emotional High (4:00)
07.Flying (new Version) (4:41)
08.As It Falls (new Version) (5:31)
09.Pieces (new Version) (3:56)
10.Prelude (new Version) (4:35)
11.Touchin' & Agree'n (Live @ Paisley Park) (4:29)
12.Don't Leave (Live @ Paisley Park) (3:55)
13.Wait a Minute (2:57)

キップの活動をちょっと書いておきます('-')

キップは’99年から兄弟のデュワンとジョニーと共に参加、Rave Un2 The Joy Fantasticでは"Undisputed""Everyday Is A Winding Road"の2曲にヴォーカリストとして参加、同年リリースのペイズリー・パークで行われたライブRave Un2 The Year 2000では、モーリス・ヘイズとキーボーディストとして参加しています('-')
この頃NPGのメンバーとして昇格しThe Rainbow Childrenまでプリンスと行動を共にしていました。(クレジットとしてはMusicologyまで参加)

"One Nite Alone... Tour"でプリンス達が忙しくなった頃、当時メンバーだったカーク・ジョンソンやマイク・スコット達と一緒にFonky Bald Headsを結成し、The Self Titled Album('1)をリリース。
(去年リユニオンを果たすもNPGの活動が忙しくなって再び休眠状態になりました)

翌'02年には元The Revolutionのブラウンマークのバンド”Cryptic”に加入しIt's Been A Whiteではプロデュース、ソングライト、ヴォーカルと貢献しました。
'04年に初のソロ・アルバム「Kip Blackshire」をリリース、翌年リリースされたのが本作となります('-')

アルバムにはモーリス・ヘイズカーク・ジョンソンといったNPGメンバーに加え、ST・ポール・ピーターソンのアルバムに参加したトロイ・ノートンボビー・Zと親交のあるランス・サビーン等が参加しています。

後世は前半6曲とラストの"Wait A Minute"に新曲、7~10は新録版になっています。
ゴスペルの様なハンド・クラップとノイジーなギター・サウンドが特徴的な"I Got What U Need"からスタート、前半のシンプルなリズムとグラインドする中盤のサウンドがレトロ・チックな"Dying of Old Age"、ファンク・ロックの"I'ma Make U Beg"、レッチリとか好きな方に受けそうな”Diamond 'n Da Ruff”、そして’00年代のプリンスの流れに沿った雰囲気を醸し出す"I Will Wait 4 U"等バラエティ豊富な構成です。

新録ではオリジナルより2分程長くなった"As It Falls"が大きく変わりましたが、他は微妙にアレンジが変わってる程度です('-')

また今回も前作に収録されたペイズリー・パークでのライブ音源が収録されてますが、タイトルから”Prince”の名前が消えています(´∀`)

ソロ・アルバムとしては2枚のみですが、プリンスがシークレット・ゲストとして参加した"Promise"が収録されるミレニア(Milenia)の「Our Story」ではカーク・ジョンソンと共にプロデューサーとして活動、客演としては、メイシオ・パーカー(Maceo Parker)の「School's In!」エミネム(Eminem)の「Relapse」「Recovery」等に参加しています。

キップの歌唱力は前から定評があり、昨年メンバー不確定の状態でNPG来日のニュースが出た時は”ヴォーカルはキップが有力”と書いたけど実現しませんでした。
是非、今回のメンバーで再来日して欲しいですね('∇')

キップと言えば昨年9月にチャンス・ハワードやSTポール達とバンド組むって話もありましたねぇ。

モテキ到来ですね!(´∀`)




キップと言えば、弟のデュワン・ブラックシャイアーがデュワン・エリオットとして3月にEPをリリースしました。
興味がある方はこちらも是非('∇')

New Age New Day / Dujuan Elliott ('17)

【オマケ】
先日行われたライブの模様を貼っておきます('-')




【オマケその2】
上でも書いたデビュー・ソロ・アルバムも貼っておきます('∇')
こちらには7~10までのオリジナル・テイク、"Touchin' & Agreein'"のスタジオ・テイク、"I Promise""The Next Flight"の2曲が収録されています。





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